タイムマネジメント とか ロジカルシンキング とか

さまりー

最近、坂本 健 さんの本 (Kindle だけど) を読み漁っている。 もともとは、Prime Reading っていうんだったか、Amazon Prime 会員ならある一定の書籍を無料で読めるので、タイムマネジメントのを読んだんだけど、それがすごい良かったんでシリーズの他の書籍も読んでみた。

講師役の人は一緒で、うっすら話というかキャラクターがつながっていたりする。 読む順番もたぶんこの順番が想定されてるように感じた。 本の中で、グループワークがいっぱい出てくるんだけど、それはそれで現場でやってみると、すごい知見になるんだろうなってちょっと期待してる。

実践シリーズ

っていうのか知らんけど、全部で 4 冊ある、今のところ。

タイムマネジメント

一番最初に読んだやつ。 全体をとおしてそうなんだけど、かたっ苦しいテキストな感じではなくて、講師役と研修を受けるさまざまなキャラクターがいて、それぞれのビジネス経験を踏まえつつ、内容が説明されていく。 普通に仕事してると、時間がない、仕事が多い、忙しい、そんな気持ちになるけど、そんなことないって、もっと工夫できる部分があるんだなって思えるようになった。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングって名前はついてるけど、横文字は本文中だと少なくて、フレーズを使ってそれを理解できるようになってる。 ある項目について、口癖にしたいフレーズとかが例示されていて、それを基に考えを分解していくと、本質に近づいていく感じがすごいハッとして面白い。

チームマネジメント

(1) と (2) がある。 (1) は 信頼関係と動機づけの基礎 ってことになってて、リーダー、主任クラスになったキャラクターが、部下と同チームを作っていくか、そんな話になってる。 自分もそんな立場にあったときに、思い返して、あぁそういうことか、あれはよかったんだな、って項目と、あれはだめだったなー、こうやるべきだったなー、って思うことと、両方がある。 IT 企業に務めてて、機械・ソフトウェアの扱いはまだいいんだけど、結局は人間だよねー、って話になることは普段も多くて、じゃあどうやってチーム作っていくかって本当に難しい。 心理学に依る部分が少しあったりして、実際に試してみたい。(本文の中では割とあっさり効果が出てるけどさーて現実はどんなもんかねと)

(2) は 成果を生み出す組織の条件 ってことになってる。 Amazon にかんたんに内容書いてあるけど、新人研修でやったはずの PDCA をちゃんとやり直してる感じがある。 あぁ、そうだったのか、そう理解すればいいのかって感じる。 スムーズに行ってるプロジェクトとかだと自然にできてることを思い浮かべながら、それって (今まで自分が感じてた) PDCA としては回ってないんじゃないかと思うけど、あらためてこの本の中で理解すると腑に落ちる、納得できる。

感想

会話形式の部分が多いので、その分相対的に濃度は薄くなっていて、サクサクとページを進められる。 けど、内容としてはちゃんと学ぶことが多くて、何度も読み直して、自分の成功経験を強化したり、失敗経験の反省をしていきたいと思う。

300 円だし、コスパすごい。